先日、珍しくバスで通勤した。
自宅近くの始発バス停に止まっていたバスに乗り込むと二人掛けの座席しか空いておらず、やむを得ずそこに座った。
座って改めて驚いたのが、座席の狭さ。ひざが前の座席にくっついてしまう。
二人掛け席とはいえ、隣りは明らかに大人もう一人が座るようなスペースはあると思えない。
そうこうしているうちにバスは出発し、いくつかのバス停を過ぎたところで、隣に男子中学生がきてちょこんと座った。
ちょっと安心した。もしここで太ったおっさんが来たら、ただでさえ蒸し暑いのに、密着して汗ばむのもぞっとする。
年頃の女性が来て密着されたら、どぎまぎしてこれまた汗ばんでしまう。揺れるたびに体をくっつけたと勘違いされても困る(そもそもおじさんの横に座る女性などいないだろうが)。
その中学生男子もどこかで降りて、無事、会社にたどりついたのだが、いったいバスの二人掛け座席ってどんな基準で作られているんだろうか。
私は決して極度に太っているわけでもなく、背も低い方なのだが、この有り様だった。
いくらなんでも狭すぎないか、路線バスの座席。
(sin_ka)